ジョリーパスタの新メニュー「焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ」が話題だ。
ベーコンで包んだカマンベールチーズが丸ごとのっていて、見た目にインパクトがある。
そこで、自分でも作ってみることにした。
日記(前半)
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前置きとしては長過ぎるが、レシピというよりは日記を残したくてこの記事を書き始めたので、勘弁してほしい。
過剰なものに心を奪われることがある。ストレスが溜まっているときもそうだ。やり過ぎなものを摂取して、疲れに対抗したくなる。
そうして「焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ」に惹かれた。すぐ店舗に行くのは難しいから、まずは自分で作ってみようとして、ふと立ち止まった。日和ったと言ってもいい。(2024.5.27閲覧)
カルボナーラの上にカマンベールチーズ1個というのは、チーズとチーズが合わさってあまりにも強いのではないか、と。
チーズに振り切っていて、きっとおいしいだろう。あとは個人的な好みの話だ。何だか、もうちょっと他の具材も入れたい、と考えてしまったのだ。
(こういう勝手なアレンジで、レシピは壊れる。結論を先に書くと、今回自分で作ったパスタは別に失敗していない。ただ、原作というものはもっとちゃんと信用していいなと感じた)
たまたまパスタ用のバジルソースがあった。トマトもある。チーズの種類は違うが、この組み合わせでカプレーゼ風にならないか。キノコも好きだから加えよう。
こうして、店舗のものとはずいぶん違うパスタができた。
[PR]材料
材料 | 分量 |
---|---|
カマンベールチーズ | 1個(90g程度) |
スライスベーコン | 2枚 |
スパゲッティ(1.7mm) | 100g |
和えるバジルソース(市販品) | 1人分 |
トマト | 1個 |
エリンギ | 1個 |
しめじ | 1/2株 |
和えるバジルソース(市販品) | 1人分 |
作り方
- スライスベーコンを十字に重ね、中心にカマンベールチーズを置く。ベーコンでチーズを包む。
- フライパンを熱した後、弱火にし、1.のチーズをのせる。片面5分ずつ、両面ともふたをして焼く。
- スパゲッティは指定時間通りにゆでる。
- トマトとエリンギは角切り、しめじは1本ずつに分ける。
- フライパン(2.とは別)で4.の材料を炒める。
- フライパンの火を止めてから、和えるバジルソースを加える。
- ゆであがったスパゲッティをフライパンに入れ、和える。
- スパゲッティを皿に盛り、上に2.のチーズをのせたら、できあがり。
メモ
- スパゲッティは、電子レンジでゆでられる容器を使うと便利だ。水の量が少なくて済むし、コンロも空く。
- ベランダ菜園のバジルの葉があったので、飾りとして最後に散らした。なくても良い。
日記(後半)
なかなかうまくできた。しかし……と、食べながら考えた。
これはやり過ぎだったろうか? そんなに過剰なメニューだったろうか?
カマンベールがまるまる1個で、90g、280kcal。値段は税込で387円だった。カロリーも値段も高いと言えば高いが、ただの食事ではなくお楽しみのレジャーだと思えば、さほど突飛ではない気がする。
それから、実はベーコンを使いすぎた。ジョリーパスタのメニュー写真では2枚でチーズを巻いているようだが、うっかり4枚で包んだ。2枚でも十分な量だったと思う。では4枚は多過ぎたかというと、こういうパスタもあるよね、という印象だ。
満腹にはなったが、苦しいというほどではない。カマンベールチーズも無理なく食べ切れた。
普通においしかったのだ。どうにもこうにも。
過剰でもなく、映え重視でもなく、おいしいからこそこんなパスタが作られたのだろう、と素直に感じた。
そうなると、今回は自分の好みに合わせてパスタを作ったが、カルボナーラのほうも気になってくる。
あまりにも濃厚になるのではと思っていたが、チーズとチーズが合わさって初めて「やり過ぎ」に近くなるのかもしれない。
しょっちゅう食べるメニューではないだろうが、今度こそ店舗まで足を伸ばすか、パスタをカルボナーラにして作ってみたい。そうしたら、この漠然とした憂鬱を吹き飛ばす「やり過ぎ」が得られるだろうか。
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